今後の開発計画

2007年8月、弊社敷地内に長さ8mのダクト形状の「熱対流発生装置」を備えた実験棟を設置いたしました。
先行の検証実験の結果をふまえ、管の形状を円筒形からダクト状に変更、高低差を倍の8mとしたものです。先行実験において高低差4m・温度差5℃における風速「1.5m/s」が計測されましたので、同条件の場合高低差を8mと仮定したとき理論上約2.2m/sの風速が発生すると推測されます。
地下水熱を利用した温度差エネルギーを駆動力とする新たな空調換気システムの実用化に向け、弊社は今後も研究開発を進めてまいります。